試行錯誤のオリーブ栽培

試行錯誤のオリーブ栽培

オリーブの樹が成長するには、
土からの栄養と日光が必要なのですが、
それも畑の斜面の向き、土壌によって変わってきます。

オリーブ栽培に適した土は、団粒構造の土と言われています。
ミミズが分解したような団子状の土のことです。

こういった土は買うこともできますが、買ったのでは意味がありません。
畑ごとに、自然にそのような土が生まれるように
環境を調整しなければなりません。

そもそも、その土が本当にオリーブに良いのか?
という疑問もあります。
オリーブの発育には、地域の気候、土地の斜面の角度、
海抜や、環境、気温などによっても
影響を受けるために一概には言えません。

結局のところ、やってみないと分からない。
というのが正直なところなのです。笑

愛鷹オリーブ園でも、様々な条件でオリーブを
栽培してどのような環境が最適なのか?
こちらの地域内でも、様々な場所や土地でオリーブを
栽培しながら、試しております。

植えてみて分かったことは、
オリーブの樹にも個性があり、過酷な環境でも
枯れるオリーブと生き残るオリーブがあること。
ある程度の環境適応能力があることです。

好条件で育ったオリーブと
厳しい環境で育ったオリーブ。
どちらが良いのか?答えはありません。笑